おなじみ「Adobe Reader」のWindows 10版、ユーザーの意見を取り入れアップデート
Adobe Reader Touchは、Windows 8/RT向けのシンプルなPDFリーダーです。以前は「Adobe Reader」としてWindowsストアから配信されていましたが、今回のアップデートでは名前も新たに、ユーザーからの意見を反映したいくつかの改良が施されました。
Adobe Reader Touchの大きな改良点は、これまでタッチ操作でしか行えなかったページの拡大・縮小がキーボード操作でも可能になった点です。「Ctrl」キーを押した状態でマウスホイールを操作すれば、マウスでの拡大や縮小もできます。また、今まではなかった注釈の表示にも対応しています。
Adobe Reader TouchはPCに保存してある文書のほか、SkyDriveなど他のアプリとも連携してクラウド上のPDFファイルを開くこともできます。またメイン画面には最近開いたファイルがリスト表示されるのでいちいち目的のファイルを探す手間はありません。
Adobe Reader Touch全体的にシンプルな機能のみに絞られており、PDFファイルの編集や結合といった複雑な機能は有していません。またプリントアウトもできないので、用途はやや狭まるでしょう。編集機能なども備えたPDFリーダーを探している場合は、オーソドックスなデスクトップソフトAdobe Reader XIをおすすめします。
Adobe Reader Touchは、PDF文書の表示に特化したシンプルなアプリケーションです。ベーシックな機能のみに限られるぶん容量は軽いので、タブレットなど容量が気になる場面での活躍が期待できます。
ユーザーレビュー
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